鼻涙管狭窄

年をとると、涙の通り道が狭くなります

流涙症の程度が強く、生理食塩水を注入しても食塩水が逆流して、まったく鼻まで流れません。
専門医療機関において、シャープペンシルの芯ほどに細い内視鏡を使って、シリコンチューブをまぶたから鼻の中まで、涙の通り道に留置して、そのまま3カ月待ちます。管を十分に拡張してから、留置していたチューブを抜き去ると、涙の通り道が広げられ、涙があふれる、という不愉快な症状から解放されます。