眼瞼(がんけん)痙攣

まぶたが痙攣して開かない

まばたきは、まぶたの自然な開閉動作です。子供でも無意識に上手に行っている「目を開く」「目を閉じる」という動作が、努力してもうまくできなくなる病気です。軽症では、まぶたが開かない、まぶしい、眼が痛いが原因不明、という症状が多くみられます。重症になると、まぶたが閉じて開かなくなり、ぶつかったり転倒したりするので、怖くて歩けなくなります。また、眼科に通院を続けて点眼薬を処方されているのに、眼が痛い、目が乾く、目が疲れる、といった他の病気とまぎらわしい症状のために眼瞼痙攣と診断されずに、長年苦しむこともあります。

眼瞼痙攣を正確に診断する医師に診察してもらうことが第一です。治療は、ボツリヌス毒素(ボトックス)を使った注射になります。