化学薬品を誤って目に入れたときはただちに処置が必要です
目に飛び込んだ化学薬品が、角膜や結膜を障害します。真っ赤に充血し、強い痛みを感じます。
口に入れて飲み込んでも構わない液体(醤油など)は、簡単に水洗いすれば心配要りません。漂白剤や、接着剤、効き目の強い洗剤、業務用薬品が目に入ったときには、ただちに大量の水で洗います。水道水には塩素が入っていますので、天然水が近くにあれば、水道水よりも望ましい。洗い終わったら、ただちに眼科を受診してください。翌日受診したのでは遅すぎます。化学薬品による角膜・結膜障害は、手当てが不十分ですと、当日よりも翌日以降に強い障害が出現する、怖い病気です。