目薬 には 防腐剤が入っています

目薬には 欲しくない成分も入っていることがあります

医療機関で処方する点眼薬(目薬)には、開封してから後の数週間、容器内部で細菌が増殖しないように、あらかじめ少量の防腐剤が入っているのが普通です。(抗生剤の点眼薬には、抗生剤そのものが細菌を抑えるため、防腐剤は入っていません。)ベンザルコニウム塩化物という薬品が、通常用いられます。ところが、人によっては、この防腐剤が角膜、結膜を傷める場合があります。新しい点眼薬を使用するようになってから、目が赤く充血するようになったり、ごろごろ痛みを感じるときには、防腐剤の害を考えて、点眼薬を休薬したり、変更して対処します。
花粉症、アレルギー結膜炎の治療薬のひとつに、アレジオン点眼液があります。今月(2014年11月)、参天製薬から処方変更の通知が郵送されてきました。その内容は、ベンザルコニウム塩化物液を取り止め、代わってリン酸水素ナトリウム水和物、ホウ酸を添加するというものです。このように、防腐剤による害を減らすべく、新しく開発される点眼薬はベンザルコニウム塩化物以外の防腐剤を使用するようになり、また、従来ベンザルコニウム塩化物を添加していたものが他の薬品に切り替えられ、点眼薬は、より眼にやさしい時代に変わってきています。
さらに、容器内部にフィルターを装着して、防腐剤そのものを使用しない製品も出てきています。