角膜(黒目)に物が刺さった危険な状態です
目に飛び込んだ異物が、角膜に刺さった状態です。結膜異物よりも痛みが少ないですが、日ごとに充血が強くなり、ゴロゴロ感が続き、めやにが出て、視力がかすんできます。特に怖いのが、小さな鉄の破片です。
目に入った瞬間は痛いのですが、そのあとそれほど痛く感じないと、市販の目薬をつけてごまかしてしまいます。しかし、角膜の表面に刺さった異物から細菌感染を起こし、強い充血と角膜のにごりを生じて、視力が低下します。小さな鉄屑が刺さると、鉄は錆を出して角膜が茶色に染まります。1日も早く摘出して抗生剤点眼を開始しなければ危険な状態になります。